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病気や障害と楽しむ趣味の見つけ方 心と暮らしを豊かにするヒント

病気や障害と向き合う中で、「何か夢中になれるものがあったら」「毎日がもっと楽しくなる趣味を見つけたい」と感じることはありませんか?趣味は、私たちの心と暮らしに彩りを与え、時には生きる力にもなってくれる大切な存在です。

この記事では、趣味が心身にもたらす良い影響から、ご自身の体調や特性に合わせて無理なく楽しめる趣味を見つけるための具体的なヒントまで、分かりやすく解説します。

さらに、趣味の活動を通じて社会との繋がりを持ち、自分の「好き」を仕事に繋げる可能性を秘めた「就労継続支援B型事業所」という選択肢についてもご紹介します。この記事を読めば、あなたにぴったりの趣味を見つけ、より豊かな毎日を送るための一歩を踏み出すことができるでしょう。

趣味がもたらす心身への良い影響

趣味を持つことは、単なる「楽しい時間」以上の価値を私たちにもたらしてくれます。心と身体の健康、そして社会との繋がりという観点から、趣味が持つ素晴らしい効果について見ていきましょう。

生活の質(QOL)の向上

趣味に打ち込む時間は、日々の生活にハリや潤いを与えてくれます。「次の休みにはあれをしよう」「新しい作品を完成させよう」といった楽しみな予定は、毎日を前向きに過ごすための原動力になります。

自分の「好き」という気持ちに正直になり、興味のあることに時間を使うことで、達成感や満足感を得ることができます。こうしたポジティブな感情の積み重ねが、日々の充実感につながり、結果として生活の質(QOL:Quality of Life)を大きく向上させるのです。

病気や障害による活動の制約があったとしても、趣味を通じて「できること」に目を向けることで、自己肯定感を高め、自分らしい人生を主体的に楽しむきっかけになります。

ストレス軽減と精神的な安定

私たちは日常生活の中で、さまざまなストレスに晒されています。特に、病気や障害に関する悩みや将来への不安は、大きな精神的負担となることがあります。

趣味に没頭している時間は、そうした不安や悩みから一時的に心を解放し、気持ちをリフレッシュさせてくれます。好きなことに集中することで、脳がリラックスし、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制されるとも言われています。

また、作品を完成させたり、スキルが上達したりといった経験は、自信と達成感をもたらします。定期的に趣味の時間を設けることは、心のバランスを整え、精神的な安定を保つための有効なセルフケアの一つと言えるでしょう。

社会的な繋がりと孤立感の解消

病気や障害によって外出の機会が減ったり、以前のような人付き合いが難しくなったりすると、社会的な孤立感を抱えやすくなることがあります。

趣味は、同じ興味を持つ人々と繋がるための素晴らしい架け橋となります。地域のサークルやカルチャーセンター、オンライン上のコミュニティなどに参加すれば、年齢や立場、障害の有無を超えて、共通の話題で盛り上がれる仲間と出会うことができます。

こうした繋がりは、新たな居場所となり、孤立感を和らげてくれます。互いの作品を見せ合ったり、情報交換をしたりする中で、社会との接点を実感し、自分も社会の一員であるという感覚を取り戻すことができるでしょう。

病気や障害があっても楽しめる趣味を見つけるヒント

「自分に合う趣味なんて見つかるだろうか」と不安に思うかもしれません。しかし、心配はいりません。少しの工夫とヒントがあれば、きっとあなたにぴったりの楽しみが見つかります。

自分の「好き」や「興味」を棚卸しする

まずは、自分自身の心の中を探ることから始めましょう。難しく考える必要はありません。忘れていた「好き」や、心の片隅にある「興味」を再発見するための作業です。

紙とペンを用意して、以下の質問に答える形で自由に書き出してみてください。

過去に夢中になったことは?
子どもの頃に好きだったこと、学生時代に熱中した部活動など、どんな些細なことでも構いません。
今、少しでも興味があることは?
テレビや雑誌、インターネットで見かけて「面白そうだな」と感じたこと。
「いつかやってみたい」と思っていることは?
時間や機会があれば挑戦したいと考えていること。
どんなことをしている時に「楽しい」「落ち着く」と感じますか?
静かな空間で集中する作業、自然に触れること、美しいものを見ることなど。

書き出したリストを眺めてみると、あなたの興味の方向性が見えてくるはずです。これが、あなただけの趣味探しの羅針盤になります。

体調や症状に合わせて無理なくできることから始める

趣味を見つける上で最も大切なのは、「無理をしないこと」です。その日の体調や症状に合わせて、柔軟に取り組めるものを選びましょう。まずは「週に1回、30分だけ」といった短い時間から試してみて、心と身体の反応を見ながら、少しずつ時間を延ばしていくのがおすすめです。

ここでは、インドアとアウトドアに分けて、無理なく始められる趣味の例をいくつかご紹介します。

インドアで楽しめる趣味の例

自宅など、室内で自分のペースで楽しめる趣味はたくさんあります。天候に左右されず、すぐに始められるのが魅力です。

ジャンル 趣味の例 こんな人におすすめ
創作・アート 絵画、イラスト、書道、塗り絵、粘土細工、ハンドメイド(編み物、裁縫、アクセサリー作り)、盆栽 自分の世界に没頭したい、形に残るものを作りたい
文化・学習 読書、映画・ドラマ鑑賞、音楽鑑賞、楽器演奏、語学学習、資格取得の勉強、プログラミング 新しい知識を得たい、知的好奇心を満たしたい
ゲーム・エンタメ テレビゲーム、ボードゲーム、カードゲーム、eスポーツ 戦略を練るのが好き、仲間と協力して楽しみたい
リラクゼーション アロマテラピー、ヨガ、瞑想、料理、お菓子作り、観葉植物の世話 心と身体を癒したい、五感を使って楽しみたい

最近では、障害のある方がハンデなく競い合える「バリアフリーeスポーツ」も注目されています。オンラインでチームを組むこともでき、新たなコミュニケーションの場にもなっています。

屋外でリフレッシュできる趣味の例

天気の良い日に外に出て、太陽の光や風を感じることは、心身のリフレッシュに繋がります。長時間の外出が難しい場合でも、自宅の近所やベランダで楽しめるものもあります。

ジャンル 趣味の例 こんな人におすすめ
自然・動物 散歩、ウォーキング、ガーデニング、家庭菜園、バードウォッチング、ペットとのふれあい 季節の移ろいを感じたい、動植物に癒されたい
スポーツ・運動 グラウンドゴルフ、釣り、サイクリング(体調に合わせて)、水中ウォーキング 軽い運動で気分転換したい、目標を持って取り組みたい
アート・文化 写真撮影(カメラ、スマートフォン)、スケッチ、寺社・仏閣巡り、美術館・博物館巡り 美しい風景や作品に触れたい、自分の感性を表現したい

車いすユーザー向けのハイキングコースや、バリアフリー対応の観光施設も増えています。事前に情報を集めて、無理のない計画を立てて出かけるのも良いでしょう。

支援機関や当事者グループの情報を活用する

一人で趣味を探すのが難しいと感じたら、専門機関や同じような経験を持つ仲間の力を借りるのも一つの方法です。

地域の障害福祉課・社会福祉協議会
お住まいの市区町村の役場や社会福祉協議会では、障害のある方向けのレクリエーション活動やサークル活動の情報を提供している場合があります。
当事者会・ピアサポートグループ
同じ病気や障害を持つ人々の集まり(患者会やセルフヘルプグループなど)では、趣味の活動に関する情報交換が活発に行われています。同じ悩みや経験を共有できる仲間と出会えることも、大きな支えになります。
就労継続支援B型事業所
事業所によっては、作業の一環として様々な創作活動やレクリエーションを取り入れています。見学や体験利用を通じて、自分が何に興味を持てるのかを探るきっかけにもなります。

これらの機関は、趣味の情報だけでなく、生活全般に関する相談にも乗ってくれます。一人で抱え込まず、気軽に相談してみましょう。

趣味を仕事につなげる就労継続支援B型という選択肢

「好きなことをして、少しでも収入に繋がったら嬉しい」。そんな風に考えたことはありませんか?趣味として楽しんできたことが、社会との繋がりや働く喜びに発展する可能性があります。その選択肢の一つが、「就労継続支援B型事業所」です。

「好き」を活かせる作業内容

就労継続支援B型事業所は、障害や病気のある方が、ご自身の体調やペースに合わせて軽作業などを行い、工賃(給料)を得ることができる福祉サービスです。

「作業」と聞くと、単純な組み立てや袋詰めなどをイメージするかもしれませんが、近年は事業所の特色も多様化しており、利用者の「好き」や「得意」を活かせるプログラムが増えています。

ハンドメイド
アクセサリー、布小物、革製品などの雑貨を製作し、店舗やインターネットで販売する。
アート・デザイン
イラストや絵画を描き、ポストカードやグッズにして販売する。Webサイトのバナーデザインなどを受注することも。
PC作業
データ入力や文字起こしだけでなく、動画編集やプログラミング、eスポーツ関連の業務を行う事業所もある。
農業・園芸
野菜やハーブを育て、収穫・加工して販売する。自然の中で土に触れる作業は心身のリフレッシュにも繋がる。

趣味で培ったスキルが、そのまま仕事として活かせるかもしれません。自分が作ったものが誰かの手に渡り、「ありがとう」と言われる経験は、大きな喜びと自信に繋がります。

同じ趣味を持つ仲間との出会い

就労継続支援B型事業所は、単に働く場所というだけでなく、同じ目的や興味を持った仲間と出会えるコミュニティとしての側面も持っています。

同じ作業に取り組む中で自然と会話が生まれたり、休憩時間に趣味の話で盛り上がったりすることもあるでしょう。一人で黙々と作業に打ち込むのが好きな方も、誰かとコミュニケーションを取りながら進めたい方も、それぞれのペースで過ごせる環境が整っています。

自宅に引きこもりがちだった方が、事業所に通うことで生活リズムが整い、仲間との交流を通じて笑顔が増えるケースも少なくありません。趣味という共通項は、新たな人間関係を築く上での潤滑油になってくれます。

短時間の利用から始められる安心感

一般企業で働くことにブランクがあったり、体力や集中力に不安があったりする場合、毎日決まった時間働くことにハードルを感じるかもしれません。

就労継続支援B型の大きな特徴は、非常に柔軟な働き方ができる点です。

利用時間
「週2日、1日1時間だけ」といった短時間からスタートできます。
ペース
その日の体調に合わせて、休憩を多めに取ったり、作業量を調整したりすることが可能です。
サポート
専門の支援員が常駐しており、作業で分からないことや生活上の不安などをいつでも相談できます。

まずは「社会との接点を持つためのリハビリ」として利用を始め、少しずつ通所日数や時間を増やしていくことができます。趣味を楽しみながら、無理なく社会参加への一歩を踏み出せる安心の環境が、就労継続支援B型事業所にはあります。

あなたの「やってみたい」をオリーブで形にしませんか

ここまで、趣味の見つけ方や、それを仕事に繋げる方法についてご紹介してきました。「自分にも何かできるかもしれない」と少しでも感じていただけたなら、私たち「就労継続支援B型事業所オリーブ」が、その気持ちを全力でサポートします。

多彩な作業プログラムと個別のサポート

オリーブでは、パソコンを使った作業から、ハンドメイド品の制作、軽作業まで、一人ひとりの興味や得意に合わせて選べる、多彩な作業プログラムを用意しています。あなたが趣味として楽しんできたこと、これから挑戦してみたいことが、オリーブなら仕事になるかもしれません。

経験豊富な支援員が、あなたの「やってみたい」という気持ちに寄り添い、目標設定からスキルの習得、日々の体調管理まで、丁寧にサポートしますのでご安心ください。

趣味を通じて新しい自分を発見できる場所

オリーブは、単に作業をするだけの場所ではありません。同じ目標を持つ仲間と出会い、語り合い、時には笑い合う、温かいコミュニティです。趣味の活動や日々の作業を通じて、これまで気づかなかった自分の新たな一面や可能性を発見できるかもしれません。

私たちは、一人ひとりが自分らしく、安心して過ごせる「居場所」でありたいと考えています。オリーブでの毎日が、あなたの暮らしをより豊かにするきっかけとなることを願っています。

見学や体験利用で楽しさを見つけに来てください

「どんな場所か見てみたい」「自分にできるか試してみたい」と思われたら、ぜひ一度、お気軽に見学・体験にお越しください。事業所の雰囲気や作業の様子を実際に見て、感じていただくのが一番です。

メールや電話でのご相談も随時受け付けております。専門の相談員が、あなたの不安や疑問に丁寧にお答えします。あなたからのご連絡を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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体験利用や無料の昼食試食も行っています!

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